宮部 太郎(専務執行役員 営業本部長)
損害保険代理店として、2020年に設立25周年を迎えた新都心エージェンシー。その名の通り、東京の新都心・新宿の高層ビルに本社オフィスを構え、八王子・横浜・名古屋・大阪・福岡に拠点を置く。長年、三井住友海上火災保険の最上級ランクの代理店として実績を積んできた同社。「全国各地の損害保険代理店に新たな“仲間”になってもらい、より多くのお客様に保険サービスを提供したい」という想いがある。今回は、専務執行役員で営業本部長の宮部太郎を取材。同社の強みと今後の方針について解説してもらった。
法人向けの営業ノウハウを蓄積していることです。長年、お客様の経営課題を把握し、その課題を解決するために保険商品を提案するスキルを磨いてきました。それがお客様との深い信頼関係を醸成。ひいては当社の強い営業力につながり、三井住友海上から最上級ランクの代理店と評価していただけたのです。
例えば、営業がお客様である企業経営者さんにヒアリングして、直接には保険の販売につながらない経営課題をご相談いただいたとします。社内に持ち帰り、全営業が参加する会議で、その課題を解決するための方法を議論するのです。その中で、他の営業から「私が担当している会社さんが、その分野について知見があるから、ご紹介できますよ」といった意見が出てくる。その会社さんを、ご相談いただいたお客様にご紹介し、喜んでいただく。そうしたことを積み重ねて、信頼していただき、結果的に、保険のご契約にも繋がっていきました。
企業経営を巡る様々なリスクに関するセミナーを開催し、そこに経営者の方をご招待することで、「新都心エージェンシーはリスクマネジメントの専門家だ」という評価を得られるように努力しています。
「労働者側の弁護士はこう攻める! 弁護士の攻め方に学ぶ労災防衛策」「ホワイトハッカーが実演します! サイバー攻撃の脅威とは」といった、経営者の関心が非常に高い、旬なテーマを選び、各分野の専門家の方々に講師になっていただいて実施。今はコロナの影響で、オンラインで開催しています。当社の営業社員も、自分自身の知見を広げるために受講するケースもある。
今後、全国各地の損害保険代理店に新たな“仲間”になっていただいた時には、その代理店のお客様向けにセミナーを開催し、同時に、その代理店の社員の皆さんにも受講していただいて、知識を身に着け、営業の“武器”にしていただければ良いと考えています。
その通りです。商品に関する知識や営業を成功させるためのノウハウだけでなく、見込み顧客の情報も共有していきます。それから、今、地方の損害保険代理店さんの中には、事業継承に課題を抱えていらっしゃる会社も少なくないのではないでしょうか。保険は長い期間にわたって、お客様へ“安心”を提供していくもの。代理店の事業が継続できなかったら、その使命を果たせません。私たち新都心エージェンシーの“仲間”になっていただくことで、事業継続への不安を一掃することができます。
新都心エージェンシーは三井住友海上の代理店として、第1号で最上級ランクに認定されました。現在では、取引先が約3,000社に達し、その内の約60社が上場企業。安心して、私たちを“事業承継の相手”として選んでいただければ、嬉しいですね。
私たちの取り組みは、まだまだ発展の余地があると思っています。企業経営を巡る新たなリスクが増加しており、そのマネジメントのための保険のニーズも出て来ているからです。既にサイバー攻撃や再生可能エネルギービジネスに関する保険を扱っていますし、ドローンを飛行させる事業に対する保険や、シェアリングビジネスに関する保険の取扱いも開始します。
新しい保険分野を果敢に開拓して、取り組みの幅を広げ、不安を抱えるお客様のお役に立ちたいと考えています。この志に共感していただける新しい“仲間”と一緒に、お客さまの事業を下支えし、日本経済の発展に貢献できる損害保険代理店としての使命を果たしていきたいですね。
募集要項をご確認の上、ご応募ください。